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- 小児歯科 ―子どもの歯を守りたい―
五反野の歯医者「光安歯科」の小児歯科では、親子で安心して通える歯医者を目指し、さまざまな工夫を行っております。
「子どもの歯はいつ頃から診てもらえば良いの?」というご相談をいただくことがありますが、当院では生後1歳半を目安に、歯科医院でのケアをおすすめしております。もちろん、お子さんの歯で気になる点があれば、生後数ヶ月でお越しいただいても構いません。
お子さん一人ひとりの歯の状態や個性に合わせて、無理のないペースで治療を進めていきます。
「予防」のために
歯医者へ通う習慣を
子どもが歯医者に苦手意識や嫌悪感を抱くようになってしまうと、なかなか歯科医院に足を運んでくれなくなります。そうなると、メインテナンス不足によって虫歯になりやすい状況になり、お子さん自身につらい思いをさせることにつながってしまうでしょう。
痛みが出てから歯医者に行くのでは、お子さんに「歯医者=怖いところ」というイメージを植え付けてしまいます。「虫歯にならないよう、歯をきれいにしてもらうところ」という認識を持ってもらえるよう、虫歯になる前に歯医者に通う習慣をつけることが大切です。
歯医者に行く前に注意してほしいこと
お子さんが楽しく通える
歯医者さんを見つける
子どもが落ち着けるような雰囲気があり、小児歯科に力を入れている歯科医院を選ぶようにしましょう。お子さんが歯医者に行くのが楽しみになるような工夫をしている歯科医院がベストです。
歯医者に対して
ネガティブな発言をしない
お子さんに「歯医者は怖い」「痛いことをする」といった、ネガティブな言葉を言わないようにしましょう。マイナスイメージを持つ場所に、子どもは決して行きたがりません。
歯医者に行くことによる
メリットを説明する
小さなお子さんは、「今の歯の健康が将来の健康にもつながる」ということをイメージしにくいもの。そのため、「歯医者に行くとご飯がおいしく食べられる」など、わかりやすいメリットを説明すると良いでしょう。
お子さんを「歯医者嫌い」に
させないために
歯科医院に慣れて
いただくためのトレーニング
お子さんが歯医者に苦手意識を持たないよう、押さえ付けていきなり治療を始めるようなことはいたしません。お子さんと十分にコミュニケーションを重ねていき、徐々にトレーニングを行ないながら治療を進めていきます。
楽しく通える
キッズスペースを完備
待ち時間にお子さんが退屈しないよう、楽しく遊べるキッズスペースを完備。おもちゃや絵本・人形などをご用意しております。受付や待合室から目の届く範囲にあり、親御さんも安心です。
ベビーカーでも安心の
バリアフリー設計
当院の入口はバリアフリー設計になっているため、ベビーカーでも無理なくお越しいただけます。小さなお子さんがいらっしゃる方も、安心してご通院ください。
治療後には
ご褒美をプレゼント
診療後には、ささやかなご褒美をお渡ししております。ご褒美を楽しみに定期検診に通ってくださるお子さんも多く、「楽しく通える」と好評です。
小児歯科の治療の流れ
step01 受付
初診の方は、まず問診票をご記入ください。受付の様子はこちらをご覧ください。
step02 カウンセリング
お子さんの口腔内を診察して、必要な治療についてご説明します。疑問な点などございましたら、お気軽にご相談ください。
step03 トレーニング
診療室に対する警戒心をなくしていくと同時に、治療器具などにも徐々に慣れてもらいます。親御さんもぜひご同席ください。お子さんの様子を見て、トレーニングを何回か行なう場合もあります。
step04 治療
お子さんが治療器具を拒絶しなくなったら、治療の始めどき。必要な処置をゆっくり進めていきます。
step05 定期検診
治療が終わっても、健康な状態を維持していくために定期健診を受けましょう。
親から子への虫歯感染を
予防するには
虫歯の母子感染
「虫歯は親から子へとうつるのか?」答えは「YES」です。そのため小さなお子さん、特に3歳以下のお子さんは日常生活での注意が必要になります。
ヒトの胎児はもともと無菌状態の胎内で育ち、出産時もその無菌状態を保ったまま生まれてきます。つまり、生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内には、虫歯の原因となる「虫歯菌」は存在しないのです。しかし、出産後は生活をともにする家族(特に母親)から虫歯菌をもらってしまいます。例えば、大人が食べものを咬み砕いて赤ちゃんに与えたり、スプーンや食器などを共有したり……。こうした日常生活での行動が、虫歯がうつる原因になりがちです。
お子さんに虫歯菌をうつさないために
重要なのは、大人が口に入れたものを赤ちゃんに与えないようにすること。スプーンや食器類を共有している場合は、それをやめて赤ちゃん専用のものを用意し、他の家族が使わないように注意しましょう。また、家族全員が口腔内ケアを念入りに行って虫歯菌の数を減らし、お子さんへの感染リスクを減らすことも大切です。
もしお子さんが虫歯になったら……
子どもの虫歯は進行が早いもの。たとえ学校の健診で異常がなかったとしても、油断は禁物です。こまめにお子さんの口腔内をチェックしてみて、気になる症状があったらなるべく早めにご来院ください。
定期検診で虫歯の早期発見を
しみたり、うずいたり、痛んだり……。虫歯にかかってしまうと、誰もがつらい思いをします。定期的に歯科医院で検診を受けて「虫歯を未然に防ぐこと」を心がけましょう。
自宅でできる予防方法
仕上げ磨きをマスターしよう
お子さんが一人で上手に歯磨きできるようになるまでは、親御さんの仕上げ磨きが欠かせません。ぜひ、毎日の習慣にしていただきたいと思います。特に、奥歯の咬み合わせの箇所や、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間などは磨き残しやすい場所。注意して磨いてあげましょう。
仕上げ磨きのポイント
POINT01 歯ブラシは?
ヘッドが小さめで、奥歯まで磨けるコンパクトなものを選びましょう。
POINT02 鉛筆と同じ持ち方で軽く握る
力任せにゴシゴシ磨かず、軽く握ってやさしく磨きましょう。
POINT03 唇を無理に押し広げない
歯ブラシがうまく当たらず、お子さんの唇をグイッと押し上げていませんか?力が強いと、お子さんが痛がり、仕上げ磨きそのものが嫌になってしまうこともあります。唇は優しくそっと押し上げて、歯ブラシの当たり具合を見ながら磨きましょう。
POINT04 磨く順番も大切
前歯の近くは敏感なので、触られるのを嫌がるお子さんもいます。感覚の鈍い下の奥歯→上の奥歯→下の前歯→上の前歯の順に磨いていくと、抵抗が少ないと思われます。
POINT05 頭を膝に乗せて安定させて
お口の中がよく見えるのは、仰向けに寝かせた姿勢。お子さんの頭を膝に乗せて磨くと、両手を使えるので便利です。
歯磨きを嫌がるときは
みがき遊び
お子さんに歯ブラシを持たせてあげて、大人と一緒に磨きましょう!
痛くしない
ガーゼで拭く→ゴム歯ブラシ→歯ブラシの順に使ってみましょう!
歌いながら
楽しい雰囲気で、終わったらうんとほめてあげましょう!
少しずつでも
なるべく機嫌のいいときに、嫌がるときは一部分だけでも良いのでしっかり磨きましょう。一日で全体がきれいになればOKです。
歯ブラシ以外のアイテムも活用しましょう!
Check-Up gel【チェックアップジェル】
虫歯になりやすいお子さんにおすすめ! いつもの歯磨き後にプラスしていただく、研磨剤不使用のジェルです。
フレーバーは、バナナ・レモンティー・グレープ・ピーチの4種類。バナナ味は他のものよりもフッ素の濃度が薄いので、大人の歯がまだ生えてきていない3~6歳くらいのお子さんにお使いください。
効果的な使用方法
子ども用歯ブラシ
お口の中の状態に合わせて選択できるよう、0~6歳向けの乳幼児用、5~9歳のお子さん用、8~12歳のお子さん用、仕上げ磨き用の4種のサイズをご用意しています。スリムなネックにコンパクトなヘッド、しっかり握れて磨きやすい太めのハンドルで、お子さんの歯磨きに最適です。
子ども用フロス
歯と歯の間をお掃除するのに効果的な子ども用フロスです。お子さんが遊んでも危険が少ないよう、とがった部分や角を最小限に抑え、かわいいキャラクターでカバーされています。ホルダーは乳歯に合う小さめのサイズです。仕上げ磨きの際に、ぜひお使いください。
食育も行なっています
毎日の食事をもっと楽しく健全に
歯と食事には、密接な関わりがあります。光安歯科では、子育て中の親御さん方に、お子さんの虫歯予防だけでなく「食育」についても関心を持っていただければと考えております。
食育とは何か?
「食育」という言葉をご存じでしょうか? 食育とは、健全な食事をするために必要な知識や行動を身に付け、正しく食事をとれる人間を育てることです。食事は、子どもの成長・発達になくてはならないもの。食育を通してお子さんの健やかな成長をサポートするとともに、歯や口腔内の健康を維持していきましょう。
食事には空腹を満たす以外の役割も
食事の目的は、「空腹を満たす」だけではありません。食事は脳の活性化や身体の発達など、重要な役割も担っているのです。以下を参考にして、日々の食事をもっと有意義なものにしましょう。
楽しい雰囲気で
食事をする雰囲気は楽しくあるべき。お子さんの食が進まない場合は、食事の際の雰囲気が原因になっているかもしれません。
嫌いなもの・苦手な
ものでも工夫して
子どもが「辛い」「苦い」「酸っぱい」といったものを嫌がるのは、防衛反応の一種です。家族みんなで「おしいしいね」と言ったり、調理の仕方を変えてみたりして、少しずつ食べられるように促してあげましょう。
朝食を疎かにしないで
朝食を食べない生活は、脳のリズムや体調を崩す原因にもなります。慌ただしい朝でも、できるだけ朝食をとるよう心がけましょう。
よく咬むことが大事
やわらかい食事ばかりしていると咀しゃく回数が少なくなり、子どもの顎の成長が阻害されてしまいます。お子さんの健全な顎の発達のためにも、1口につき30回ぐらいは咬んで食べることを習慣付けさせましょう。
ダラダラ食べはNG
子どもが大好きなおやつでも、ダラダラと食べさせるのは歯に良くありません。常に口腔内に食べものが残っていると口腔内が酸性に傾き、虫歯菌の発動が活発になってしまいます。
食事やおやつの時間は、きちんと決めることが大切。虫歯菌によって産出された酸を、だ液で洗い流す時間をしっかりと設けましょう。